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最後の週末
悩んだ挙句Touchは買うことにしました。
もう注文してあるので、俺が日本に帰る頃には届いてるはずです。

今日はパントマイムを見てきました。
パントマイムというと誰もが言葉を使わず身振り手振りだけで表現する演劇を思い浮かべると思いますが、イギリスでパントマイムと言ったらそれを指さないんです。そっちは単にマイムと言います。
ではイギリスではパントマイムは何なのかと言うと、要約すると子供向けのミュージカルです。ですがミュージカルと言っても普通のミュージカルとは大きく違います。非常にコメディ色が強いこと、観客も交えて演劇を盛り上げること、等の違いがあります。また、女性役を演じる男性、男性役を演じる女性が必ずいることも特徴のひとつです。上演されるのはクリスマスシーズンだけで、子供向けと言いましたが子供以外も十二分に楽しめる、家族で見に行くのに非常に適したものです。イギリスの伝統的なクリスマスシーズンのエンターテイメントと言えるでしょう。観客も交えて、というのがどういうことかと言うと、例えば悪者が出てきたら観客全員でブーイングをしたり、悪役がヒロインの後ろから何かしようとすると、「It's behind you!(志村!後ろ後ろ!)」と叫ぶのが恒例となっています。また、前の方に座っている人たちは犬のおしっこ(犬のぬいぐるみに水鉄砲が仕掛けられている)をひっかけられたりします。
今日見た演目は何だったのかと言うと、「Sleeping Beauty」です。邦題で「眠れる森の美女」、ですね。パントマイムはこういった有名な子供向けの物語(白雪姫やピーターパン、シンデレラ等)を演目とします。で、実際見てみてどうだったのかと言いますと、これが相当面白かったです。もっと伝統的なものだと身構えていたのですが、突然有名なクイズ番組のパロディを始めたり、ごつい女装男がシーンごとに世界観に合わない全く場違いな衣装で登場したりと、とにかく笑わせるためなら何でもします。更に、魔女がドラゴンに化けるシーンや王子が良い魔女に未来へ飛ばされるシーン(こんな話だったっけ、って思ったけどパントマイム風アレンジだよね)は、舞台の前に薄い膜を降ろして3D映像を投影して表現し、視覚的にも物凄く見ごたえのあるものでした。
ロンドンでは高くてミュージカルを見る気にならなかったので、せめて最後にパントマイムを見よう、というぐらいの感覚だったんですが、凄く楽しめるもので、本当に見てよかったと思っています。クリスマスシーズンにイギリスに滞在することがあれば、是非見ましょう。
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by anoato | 2007-12-10 08:27 | 感想
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